明けて翌日の水曜日。
今日はSwedenを代表する建築家
エーリック・グンナール・アスプルンド(Erik Gunnar Asplund)の作品を見に、
森の火葬場へ。
森の火葬場というのは、Swedenの霊園(墓地)です。
建築に興味のない人は、観光としては絶対に行かないようなところですが・・・。
ランドスケープと建築の調和を主題とする近代遺産としてユネスコの世界遺産にも登録されている傑作とのこと。
地下鉄に乗って、Skogskyrkogarden駅で下車。
Swedenの地下鉄は青。国鉄は黄色で、あわせて国旗の色になるわけね。分かりやすい^^
改札を出て右に歩くと、なだらかで美しいスロープの芝生が見えてきます。
一瞬、自分が墓地に居ることを忘れました。
言葉が出ません。
うーん、美しい。イサム・ノグチの
モエレ沼公園に行った時以来の感動です。
日本ならば、高尾霊山のように、木を切り倒して墓地を作ると思いますが、
ここは、木の間に墓地を置くようにしています。
人が自然に還る場所としてふさわしい姿かもしれません。
キノコも間から生えていて自然のまんま。
野生のリスも元気に飛び回ってます。
家族が過ごす控え室でしょうか
花壇が素敵でした。
墓地という暗~いイメージがありません。
美しくて静寂。
Stockholm図書館など彼の作品はまだまだありますが、またSwedenに行く機会があったら訪ねてみたいです。