ところで、17時にHelsinkiを出航した船は
夜中の3時 バルト海ボスニワ湾のある島に寄港します。
唯一の経由地Aland(オーランド島)のMariehamn(マーリハンハミナ)。
Finland・Sweden国民の避暑地としても人気が高いようです。
といっても、誰も乗り降りするわけでもないけどね・・・。
何故ゆえにオーランド島に寄港するかというと、
免税店で買い物できるということは、この船の航路は国際航路。
北欧諸国は税金がとても高い。例えば、Finlandはほとんどの商品20%の付加価値税(通称VAT)がかかり、Swedenは21~25%のVATがかかります。
そうなれば、この航路は免税でお買い物できる絶好のチャンスなのです~!
というものの、「EU」構想により、ヨーロッパ諸国は違う国でありながら1つの国家とみなすようになってきました。
EU加盟国間の移動には手続きがいらないというのはメリットだけど、同時に「外国ではない」ということで免税もなくす声も。
それは困った~。絶好のお買い物チャンスを失ってしまう~。考え出した苦肉の策が、この「オーランド島寄港」。オーランド島はフィンランド共和国の一部ではあるけれど、Sweden語を唯一の公用語とする自治政府を持つ自治領。EUには加盟していません。この加盟国以外のオーランド島に寄港するので、かろうじて国際航路と見なされる訳でございます。
そのオーランド島を一目みようと、頑張って起きていたのですが、
いつの間にか力尽きて、眠ってました・・・ZZZ
気が付いたら、朝食にも間に合わず、Stokholmに到着してました。