英国の朝食にかかせないベーコン。
どうやら、英国人はベーコンはもちろんのこと、朝食にスモークされたものを食べる習慣があるようです(スモーク魚については、また別の機会に)。
ベーコンはスモークされた物とスモークされていない種類が選べます。
日本のベーコンは生でも食べられる商品がありますが、こちらでは、そんなことでもしたらお腹が痛くなってしまうんじゃないかと思われるくらい 「
生」っぽいベーコンが主流です。
なんだか、日本でよく見かける「豚の薄切り肉」みたいですよね。
そう!それが重要なんです。
こちらでは日本で見かけるような「薄切りの肉」というものがありません。日系の食料品などには置いてありますが、べらぼうに高いのです。
英国スーパーで見る肉は、漫画に出てくるような分厚い脂身がついた「
マンモスの肉」(ギャートルズに出てくる)を思わせるものが多く、日本食を作るとなると調理が難しい。
駐在の奥様方たちは、どうやら、ぶ厚い肉を冷凍しておいて、少し解凍しかけたところで、包丁で自ら薄切りにしているようです。スライサーをわざわざ購入している方もいらっしゃいます。
しかし、kankoは、そんな面倒臭いことできませんし、第一、肉を包丁で切れないのです。
包丁で肉を切っていると、なんだか自分の肉を切り刻まれる感覚がして、心臓がドキドキして気持ち悪くなってくるのです(こんな感覚は私だけだろーな)。
なので、日本にいた時から肉を切るときは、もっぱら、キッチンバサミを愛用。これならサクサクと切れて、心臓もバクバクしないから大丈夫。キッチンバサミがないと生きていけないのよ、オイラ。
えーと、私のダメダメ主婦ぶりを宣言したいのではなく、話を戻すと、
英国のベーコンは薄いので、豚の薄切り肉の代用品として使える!(我が家では使っている)
ということなのです。「スモーク・ベーコン」だと、さすがに豚の薄切り肉からは遠ざかってしまうので、「アンスモーク・ベーコン」の方が豚の薄切り肉に近い感じが出せると思います。
この「アンスモークベーコン」で野菜炒め、お好み焼き、肉じゃがなどを作っています。味もそんなに変わりません。我が家では大活躍中。
特にお好み焼きは脂身が多い「アンスモーク・ベーコン」を選ぶと美味しくできますね。
最近BASICの物も使いはじめましたが、普通に美味しく使えるので、我が家では定番アイテムに追加されました。
「BASIC (UN)SOMKED BK BECON」 10枚 £0.83 (約160円)
スープやカルボナーラを作る時は、もう少し良いベーコンを使うとよいかもしれません。普段使いにはリピート確実なので、ランキングは(A)でございます。