英国のスーパー
Sainsbury's はエコ・バックに力を入れているのか、また可愛らしいエコ・バックがお目見え。
といっても、今回はお店で気軽に購入できるタイプではなかったですが。
話題のデザイナー
Anya Hindmarchとチャリティ団体
We are What we doとのコラボ 「
I'm Not A Plastic Bag」。
英国では、毎年一人が使用するスーパーのプラスチックバックは平均約167枚というデーターがあり、環境保全の一環で誕生した商品だそうです。
通常、Anya のカバンは£200~500くらいするけれど、このエコバックは£5(約1150円)とかなりお得。
サンプル版をケイト・モス等のファッションモデルや有名雑誌のエディターが持ち歩いていたことからか、発売前のネットオークションでは、サンプル版が£175(約4万!!)で取引されていたというので驚きでございます。
スーパーで発売される前にHarrods等のデパートで限定発売されたときは朝6時から並んだというツワモノも出て発売90分で終了。新聞やテレビでもニュースになっておりました。
そんな話題のエコ・バック。ようやくSainsbury'sでも販売する日がやってきました。
先立ってのデパートの様子を見ていると、これは朝早くから並ばないといけない様子。
AM8:00から、各店舗30個限定発売開始だというので、kankoも近所のスーパーまで眠い目をこすっていってきいましたよ。
発売1時間前のAM7:00に到着したら・・・
既にこんな人が!
ざっと数えてみると、kankoはおそらく40~50番目あたりでした。
えっぇっ~ 朝7:00でこんな状況。
一番最初に並んでいる人は、一体何時から並んでいるのかしら??
男性のようだけど、寝袋とか持参してきたのかねぇ。彼女にプレゼントするために早起きですかね。それともネットで高くうるための仕入れ?
半分諦めかけていたものの、店長さんが何やら説明しているので動かず待つことに。
どうやら、Anyaの方針で30個よりも多く販売できる様子。
そうだと知ったのか、kankoの後にいたはずのおばさんらが、急にkankoの前に並んでいるご近所さんを見つけ
「あら~、あなたも来てたの」という感じで世間話しをするフリをして思いっきり
割り込み
しばし、話しこんで戻るわけでもなくそのまま居座っているのでした・・・。
おばさんは何処でも強いです。
7:30くらいまでに到着していた人に「お一人様1個まで」と書いてある整理券が配られ、整理券のない人はアウトという感じでした。結局90番くらいまで整理券はあったかな。最後の人まで購入できたのかは分かりませんが。
kankoは結局、「友達に列を確保してもらっていたのよ」と言わんばかりに強引にはいってきたおばさんらに抜かされ、40番。
列を見ていると、小学生くらいの子どもをつれたお母さんが多い。朝、学校に送る前に子どもも一緒に並ばせて一つでも多く購入したい様子・・・。
すごいね。
でもさ、学校始まっちゃうじゃないかい?学校にはちょっと遅れてもバックを買うことが大切なんでしょうね。
まぁ、あと残りも少しところで、エコ・バックを購入することができました。
先に並んでいた人がエコ・バックを購入して、満面の笑みでスーパーから出てくる顔といったら!
「彼女は、今この瞬間この地域で最も幸せな人に違いないよ!」と後ろの人がつぶやいていたけど、ホントそんな感じでした。
ところで、可笑しかったのがプラスチック・バックを減らすために発売されたエコ・バックなのに
「袋に入れてくれる?」と、購入したエコ・バックをいれるビニールをもらっていた人がいたこと!
エコ・バックの意味ないね~
何のためにこのバックを買ったのでしょうね。
早速、お買い物に使ってみました。
↑これはセルフサービスのレジ。英国のスーパーにはセルフでできるレジがあります。数が少ないお買い物時には便利です。
今までのエコバックにしては、さすがAnya。しっかりとした作りで、普段もっていてもオシャレに使える形と大きさ、デザイン。
しかし、ちょっと野菜や飲み物等、大きめな物を購入したときには不便。
以前に発売された麻でできたエコ・バック(こちらはSainsbur'sオリジナル)とセットで使うとオシャレかも。
レジ袋が有料なのは当たり前の様子をヨーロッパを旅していて感じます。
皆、My Bag持参でお買い物してるし。
英国も早く有料化を進めた方がいいね。
このエコ・バックの人気で少しでもレジ袋の使用量が減るといいですね。